RISC-V(リスク ファイブ) について:
RISC-Vはかつてカルフォルニア大学バークレー校で教育用として作成されていたISA(※)で、現在はRISC-V財団が管理しています。<
RISC-V財団にはグーグル、オラクル、エヌビディア、ウェスタンデジタル、マイクロチップ(マイクロセミ)などが参加しています。
RISC-Vは完全にオープンで自由に使える ISAです。データメモリアドレッシング(データバス幅)は32/64/128bitをサポートしています。
自由度が高いのが特徴で必要なバス幅、必要な命令セットを選択してCPUを構成することが可能です。
バス形式を自由に選択できるので、AMBA, SONIC, Wishbone, TileLinkなどお客様の用途に最適なものを選択して構成することが可能です。
詳細は
RISC-V Foundation の Webページ https://riscv.org/ をご参照ください。
※ ISA:Instruction Set Architecture:命令セットアーキテクチャ。CPUにどのような命令があるか、その命令の仕様、命令ビット割り当てなどが規定されているものです。
プライムゲートのRISC-V関連サービス:
今後普及が予想される RISC-Vをプライムゲートが広範囲にサポートいたします。
※一部計画中のものもあります。
- 入門セミナー
最近よく聞くけれど良くわからないという方のために、
RISC-Vの概要、基本命令などについて分かりやすく解説いたします。
- コア選択や環境設定などの導入支援
ネットで調べるとフリーのから有償のまでさまざまなコアがあるがどれを使ったら良いのか、またコンパイラなどはどのように用意すれば良いのかなどについて導入支援いたします。
- コア周辺回路の設計検証受託(常駐/持ち帰り)
コアだけではシステムとして成立しないので、周辺回路(I2C,SPI,UART,DRAM,FLASH)など合わせて仕様検討、設計検証を行います。
- RTOSの移植対応
ソフトウェアの規模が大きくなってくるとソフトウェアの開発容易性、管理性を高めるためRTOS(FreeRTOS,Zepherなど)が必要とされることが多くなります。それらRTOSの移植を支援いたします。
独自 RISC-Vコア開発:
プライムゲート製RISC-Vコアも現在開発を進めています。
サービスに関するお問い合わせは、
お問い合わせページより
プライムゲート営業部へご連絡下さい。